エジプト!

■エジプト視察

本編では魅力的ではあるものの日本からだと少し心象として行きにくいであろうエジプトに関して治安やどういったものがあるのかを紹介していく。

エジプト観光の是非の参考としていただければと思う。

 

結論としてはガイドがいたから今回観光できたが、一般的に英語は通じない上に交通手段も確立されていない、すべて金額交渉が存在し、観光客は足元を見られてふっかけられ毎回うんざりするほど時間もかかるため個別での旅は本当に慣れていないと難しいと感じた。悪い意味でどこにも行けなくなり目的を果たすことができない可能性が高い。安全及び効率をお金で買うという概念がエジプトに行くときには重要であると感じた。

 

さすがおせっかいで有名な国という印象!

 

今回レポートするのは8日でアスワンからのクルーズ船+カイロにてピラミッドへ行くプラン。理由はなかなか複数回もエジプトに行くことは難しいため一度に観ておくべきものは見ておこうという魂胆だ。エジプト観光対象である遺跡はナイル川沿いに複数拠点があるためクルーズ船での移動が一般的である、そのため今回はクルーズ船とカイロのプランにした。

 

まずは成田からエジプト航空にてカイロへ

 

直行便を選択したもののフライト時間は13時間程度だったと思う。

本当に長い。そしてエジプト航空のサービスは日本の航空会社と違ってあまりよくない。行ければいいでしょと言わんばかりの状況だった。アルコールも基本的にイスラム教徒のため存在しない。

飛行機で寝れる人であればいいのかもしれなかったが私は寝れないので映画も飽きて本当にやることがなかった。最後の方は足もむくんできて若干不快感も出てきた。自分にはあまり関係ないと思っていたがエコノミークラス症候群には気を付けたほうがいい

 

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初めてのアフリカに到着記念

カイロ到着:03:15 この時点ですでに時間の感覚は狂っていた

 ここからルクソールへ国内線で移動

 ルクソールについたのは7:00にカイロを出て8:00にルクソールに到着

 機内からカイロからルクソールまで外の風景を眺めていたが基本は砂、砂、砂

 しかしナイル川に沿ってのみ緑が生い茂っており、かつ存在していた。本当に生物にとっては水分が必要だということがわかるような地形だった。

 

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ずっとこんな風景

ルクソール到着8:00

ここから観光が始まる、すごいハードだ。そして熱い、日差しと砂で環境はよくない。

この日はルクソール東岸観光 カルナック神殿ルクソール宮殿。

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オベリスクというやつ

規模の大きさに圧倒された。このようなものが過去作られて現代で残っているということは本当に驚かされるばかりである。

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スケールすごいし暑いし眠たいし!

 

午後はクルーズ船にチェックイン

クルーズ船と聞くと聞こえはいいが普通の小さい船に近い。ただ客室は外見にはにつかわないほどきれいだった。そして広かった。テレビは存在するものの川の上だからかそもそもエジプト自体の電波状況なのかあまり映りは良くなった。

 

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クルーズ船

2日目は午前:ルクソール西岸観光 メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿などに行った。前日見た内容とはまた異なった時代に新しい建造物が出来ており興味深かった。

 午後はクルーズ船にて自由行動と移動

 比較的時間に余裕があり屋上で日焼けしたりしようかと思ったがあまりにも暑くそのような余裕はなかった。プールもあるがあまり大きくない。

 食事はバイキング形式だがあまり種類は多くない。観光客向けに味付けされているのか普通に美味しかった。ビールなども頼める、普通に購入するよりすごく高いらしいが物価が非常に安かったためそこまで気にならなかった。1ビン400円程度だったと思う。

 

3日目 エドフ到着

深夜に移動しエドフという違う街に到着した。

ここではホルス神殿とコムオンボ神殿を見に行く

ホルス神殿までは馬車が移動手段となっており、町自体に車がほとんど存在しない。馬車がここでの交通手段だ。金額も決まってなければ毎回交渉が必要。また非常に混沌としており、いつ事故が起きても不思議ではないような状況だった。

ガイドのエジプト人が直接交渉してホルス神殿へと向かうも交渉が決裂したり長期化したりしてずいぶん待たされた。また最終的には喧嘩となったりしていた。これがこちらの日常だと思うと日本人がホルス神殿に自力で到達するのは大変なことだと思った。ガイドもホルス神殿へ行くために毎回交渉するのは本当に大変だし嫌いだとも言っていた。確かに大変そうだった。

 

コムオンボでは夕日を見た。時代ごとに微妙に彫像や彫刻の文様が異なっており、ここまで多くの神殿を見てきたため少しづつ彫刻の意味が分かってきたのは成果だと思う。

 

4日目

早朝というか深夜に出発しアブシンベル宮殿を目指す。おおよそ片道で3時間、4時間かかった気がする。神殿は遠かったが本当に良かった。非常に大きく見栄えもすごくよく、パンフレットになる理由がよくわかる神殿だった。

 

5日目

アスワン空港からカイロへ移動

ここで問題が発生。当初予定していた飛行機がオーバーブッキングしており乗ることができなかった。エジプト航空の係員は座席の故障と言っていたが運よくたまたま自分の乗る席だけ座席が故障しているはずがない。ここで乗れなかったお詫びにRefundという形で3000円程度戻ってくる証明書を渡された。後日この証明書を元に返金していただくこととなった。しかしこの証明書には「オーバーブッキングのため」と記載されている。恐らくオーバーブッキングという理由にしてしまうと対応に苦慮すると思った係員が座席の故障と言い張ったのだろうが証明書はオーバーブッキングで発行するといったなんともお粗末な状況だった。とはいえ次の便に乗ることができたのでまずは一安心。あんなに朝早く起きなくてよかったのではないかと思ったがまあ旅ではあることだと思う。

 

カイロ到着

今までとは全く違って都会

今までが過去の遺跡巡りで地方だったため良くも悪くものどかだった。しかし車は多いわ、人は多いわでより雑多な感じがした。国民性なのかこちらに絡んでくる人もいて善人か悪人かは判断できなかった。好意で何か話しかけてくれた人もいたのだろうがリスク回避のため全ての人を無視する形でカイロでは過ごした。

ピラミッドは壮大。本当に壮大だった。これを太古の昔に創造したということ自体本当に驚いた。今までどういった意味があるのだろうかと疑問に思っていたがここまで壮大だと権威を誇示するためにも抜群の影響があることが簡単に理解することができた。

買い物に関しても今までは個人商店の売店みたいなものしか存在していなかったがスーパーがあり効率よく購入することができた。売店では値段は都度交渉だったがスーパーは値札があるためある意味ストレスフリーだった。

 

最初のピラミッドであるサカラも観た。単純にすごいなと思ったがクフ王のピラミッドの壮大さには敵わなかった。

 

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やっぱりピラミッドってすごい

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世界で最初のピラミッドらしい、ビールの銘柄にもなってました。イスラム教徒はアルコールのまないのにね


カイロから成田までは心労もあったのか爆睡。

 

ツタンカーメンも見れたりミイラも見れたしエジプトは一通り体験できたと思う!

大変だったけど一回は行ってみてもいいかもしれない